「アルバート家の令嬢は没落をご所望です」1巻の感想
これもまた設定としては似たよーーーーな感じではあります。
「この世界は自分が前世でやった乙女ゲームである」
「そして自分は悪役令嬢のメアリである」
「行く先にはアルバート家の没落」
「だったら、前向きに没落しようと思うの!」
という、ちょっと変わり者の令嬢であるメアリと
従者のアディの掛け合いがかなりユニーク。
今、一番食べたいものを「コロッケ」と言い、
お昼、食堂で食べるものは海鮮丼(笑)
悪役令嬢として、ヒロインであるアリシアを貶めようと
するも、本来の性格からか、アリシアに懐かれ、
親友と思われている節もあり(笑)
普通の令嬢は馬車で学校へ行くも、効率を求める
メアリは自転車通学(笑)
周りから見るとメアリとアディはとても仲良しで、
メアリの幼馴染パトリックにしても
「いったいどこの誰なら釣り合うか見てみたいものだ」
と、アディの気持ちを知っている上で話してきたり。
そのパトリックはアリシアと両想い。
しかし、家柄などでメアリの婚約者。
「ゲームの中では婚約破棄をされるのよ」と。
そこら辺はサクサクと。
結果的に、パトリックと結婚にならなかった
アディは喜びます。
「振られ記念日」(笑)
メアリの令嬢らしくないところと、アディとの
会話がものすごく笑える、設定はありきたりながら
キャラの濃さがものすごいのでお気に入り。