「トナリはなにを食う人ぞ」全3巻の感想
平たく言えば、大学生の稲葉さんがマンションの隣に住んでる
同じ大学の瀬戸くんと実家の野菜を使って料理をしながら、
2人の人間関係が進化していく話。
ただ、料理をするのは瀬戸くん。
稲葉さん(女性)は全く料理が出来なくて、その都度瀬戸くんに
ものすごく怒られたりするし、はっきり「稲葉さんはタイプでは
ない」と言い切られるし(笑)
そこから、稲葉さんも変わっていくんです。
その様子が可愛いし、全く料理が出来なかった稲葉さんが
瀬戸くんによってだんだん料理ができるようになるって
いうのはいいことだし、なんといっても、マンガに
使われた料理のレシピが載ってるってことが素晴らしい(T_T)
参考になります。
全くタイプではない。と言い切ったのに、他の男子と一緒に
いたり、他の男子と一緒にされるとあからさまに面白くない
瀬戸くんの矛盾が面白い。
こうして瀬戸くんの心境も変わってくるところが
なんかねぇー。いいんです。
「女子力が高い」「おかあさんみたい」と
言われての発言。
そして続巻の「ほろよい」バージョンに進むのです。