「ふつつかものですが」全4巻の感想
美男美女がお見合いをキッカケに知り合い、
なぜか女性の家に同居し、結婚までいく物語なんだけど・・・
私も結婚しているのでアレですが・・・
結婚って当人同士のものばかりじゃなくてね。
お互いの家族も「家族」になりますからね。
なので、いくら本人がよくても、その兄がAV男優で
弟がニューハーフと言うことを思うと
完璧なる事故物件
ではなかろうかと考えてしまった。
結果として、兄も弟もいい人ではありましたが・・・
普通引くよね。
そういう意味ではゆめ子は強いなぁ。
しかし、そんなゆめ子も商店街の幼馴染同士とはいえ、
お見合いして同居後も、飲み会に参加し続けるのは
いかがなものか。そこらへんは仁紀サンと同じ考えです。
保守的なのです。
扉絵が本当にきれいです。
個人的にはラストに登場した、絵本作家夫婦が
好きなんですよねぇ。
結果として、ボツになった仁紀さんでしたが、
ボツイラストをお手製絵本にしてゆめ子に渡したところ
ゆめ子の双子の甥姪に渡したら、それが見られて、
熊みたいな童話作家と、PTA役員みたいな挿絵画家が
登場したという・・・
夫婦愛を感じました(〃ω〃)