「親愛なるA嬢へのミステリー」3巻の感想
啓千(たかゆき)の右手を刺した綴が
死体で発見されまして、死体現場に
啓千の手袋が落ちてたので、逮捕されます。
それが綴の願いならば、それはそれでもいい。
と、多少投げやりな感じもする啓千ですが、
綾乃が乗っかかって本を読んでいた
背中のぬくもりを思い出し、身の潔白を証明します。
で、その時に獄中から書いた綾乃への小説が
1冊の本になって、売れちゃって~売れちゃって~。
亜弥=綾乃 というのも世の中で言われ、
パーティに2人で行くことにになりまして。
綾乃的には「小説はモデルであって、自分の姿を
見たら、みんな夢から醒めるだろう」という
気持ちがあったみたい。
かしこい・・・
ラストの書きおろしで辞書を読んでた綾乃に
お母さんが、「とうとう辞書まで手を出したか・・・」
と、思っているお母さん・・・(笑)
なんか、わかるよー。