「はじまりのにいな」1巻2巻の感想
『初めて会うはずなのに、私は確かにその人を知っていた。ずっと前から、生まれる前から。青八木新菜、10歳。前世から、あなたのことが好きでした』桜咲く春──。新菜はボールを拾いに入った隣家の庭で、前世の恋人・篤朗(25歳)に再会する!! 切ない年の差転生ロマンス☆
こういう話で、10歳の時に前世の恋人に出会った新菜。
前世は妊婦を助けようとしてあっけなく死んでしまった15歳の千歳。
恋人だった篤朗は今でも千歳のことを想い続けているらしく、
それでも告白した11歳の新菜。
25歳の篤朗は「10年間好きな人がいる」と断ったワケです。
しかし、あきらめない新菜は16歳になりまた告白。
その時は薄々新菜=千歳?と、思っている篤朗は
新菜を失いたくなく、付き合うことになるのですが、
その後、新菜一家は北海道へ転勤で引っ越すことになります。
引っ越した北海道で会ったのは、前世で弟だった千晴。
2巻は泣ける。
自分が死んだ後の家族を見ることができて。
千歳目線で物事をみちゃう、見た目は16歳の新菜。
さすがにおかしいと思った千明は
「うちの家族のことを前から知っているのか?」
という問いに、篤朗から聞いたと話して
なんとかごまかすんだけど。
事故で死んだ千歳だからこそ、家族も苦しんだんだろう
なぁーと思うと切なかった。
しかし、篤朗・・・離れててもいい活躍をします。