「キスよりも早く」9巻から12巻までの感想
メインは一馬の家族かなぁー。
父が政治家で、実は裕福な家庭だった一馬。
使用人の佐々親子からはじまって、義母(翔馬の母)、
そしてラスボス気味にお父さん。
ものすごくイヤなお父さんかと思いきや、
そうでもなくて。尾白家の体裁が一番大事なんだろう
けれど、そんな中でも文乃に対しては意地悪だけでは
ない愛情みたいなのを感じました。
実は婚姻届けは書いただけで、役所に提出してなかった
=結婚してるふりだった。というのがラストにバレた
ものの、智之(文乃の叔父)からすれば「普通そうでしょ」
とのことで、最初はブチ切れた文乃も冷静になると
そうなのかと。
そして無事に大学に合格し、改めて先生にプロポーズし、
ようやく最終巻になってキスしたのでした(T_T)
長かったねー。
文乃に振られた翔馬と翔馬をずっと好きだったメグ。
こんなところにも、父のやさしさが少し。
終わったーー。
ものすごく甘かった。
激アマだった。
でも、甘いの好きだな。わたし。